プロジェクト第3弾「カウラに桜の樹を!」概要

2015年7月にカウラを訪れ、新たに6本の桜をサクラアベニューに植樹しました。「IECオセアニア&ツアー参加者」として植えた桜の木は16本、IECのお客様が寄贈された桜は16本で、合計32本になりました。

 

[プロジェクト概要]

1人ひとりができる身近で小さなことを大きな力に……と願いを込めてスタートしたIECオセアニアの“がんばれ!地球人”プロジェクト。第3弾「カウラに桜の樹を!」では、戦時中に日本兵の集団脱走事件が起こったカウラにある日本庭園と捕虜収容所跡地、日本人戦没者墓地を結ぶサクラ・アベニューに、日豪親善と平和のシンボルである桜の樹を寄贈するために活動しています。

cowra07 02
カウラのサクラアベニュー(桜通り)

 「日豪関係の精神的ふるさと」と形容されたカウラの町にあるサクラアベニューの桜は、その多くが日本人の寄付によって寄贈されたもの。目標は2,000本ということですが、 1,000本到達を前にここ数年足踏み状態のため、ゴールはまだまだ先の話になりそうです。1本1,000豪ドルと高額なため、なかなか協力したいと思っても個人では難しい……なら、みんなでやろうよ!と、はじまりました。

IECオセアニアは、2006年5月よりポートスティーブンス・エコツアーの料金の一部をカウラに桜を贈るための寄贈金として積み立てると共に、ツアー参加者のみなさまに募金の協力を呼びかけています。

弊社エコツアーのご参加料金の中からコツコツと積み立てた寄付金と、お預かりした募金を合算して、2015年7月現在で計16本の桜を植樹することができました。それらとは別に、IECツアーにご参加のお客様が個人、家族、あるいは団体として寄贈された桜が別に16本あります。ご賛同・ご協力いただきましたみなさまのあたたかいご厚意・ご支援ににあらためて感謝いたします。

cowra12 12 904

2006年に植えた1本目(=植樹番号904)の桜
(2012年7月撮影)

今後とも微力ながら活動を続けてまいりますので、「ちょっとずつ、みんなで」がモットーのIECオセアニアの「がんばれ!地球人」プロジェクトを引き続きどうぞよろしくお願い申しあげます。

また、プロジェクトを継続する中、賛同のメッセージとともに、「次回はぜひカウラに行ってみたい」「桜祭りにあわせて滞在したい」「植樹セレモニーに参加したい」という声がIECにたくさん届くようになりました。お客様のリクエストにより実現したカウラ訪問ツアーにご興味がある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

IECオセアニア“がんばれ!地球人”プロジェクト事務局